調剤薬局経営Q&A
Q.全国の保険薬局で広がる「節薬バッグ運動」の意義と実践について教えて下さい
飲み残した薬を患者さんが処方せんと共に専用バッグに入れ薬局に持参すると、薬剤師がまだ飲める薬をチョイス。処方した医療機関に確認した上で、患者にアドバイスして飲める薬を残して出してくれる「節薬バッグ運動」という独自の活動が東京や全国各地の薬局を中心に普及していると聞きました。 ・・・もっと見る
Q.薬剤師・新卒採用を増やすために採用の決め手を教えてください
私は中国地方の複数県で10数店舗の薬局を経営する企業の人事担当を務めています。当薬局グループでは、これまで中途採用を中心に薬剤師のリクルートを進めてきましたが、平均的な在職年数が5年以下で辞める人も少なくありません。 ・・・もっと見る
Q.薬局で麻薬調剤をスタートさせるために必要な手続きや管理について教えてください
私は北陸地方の県庁所在地で、2店舗の調剤薬局を経営する者です。当社の薬剤師1名が日本緩和医療薬学会の認定する「緩和薬物療法認定薬剤師」を取得する予定で、当該薬剤師をキーパーソンにして1店舗を在宅医療の基幹型店舗と位置づけ、外来・在宅も含めた薬剤師による緩和ケアをスタートさせたい考えを持っています。 ・・・もっと見る
Q.後発医薬品供給不足の現状と品薄への対応、薬局に生じる追加業務負担の内容とは?
私は10店舗に満たない保険薬局を統括する企業経営者です。日本医師会は10月6日の記者会見で、全国の医療機関に2023年8月~9月に実施したアンケート調査で院外処方を実施している医療機関の約74.0%で「院外薬局から医薬品在庫不足に関する連絡がある」、院内処方を実施している医療機関の約90.2%で「入手困難な医薬品がある」との回答があったと報道されていました。 ・・・もっと見る
Q.処方せん使用期間「4日間」ルール、薬局として有効期間を過ぎた処方せんの持参を防止するために可能なこととは?
私は地方都市の薬局で薬局長を務めている者です。最近、気になるのは毎月、数十件、処方せんの使用期間を過ぎてから患者が来局する事案が頻発していることです。療養担当規則では「処方せんの使用期間は交付の日を含めて4日間です。 ・・・もっと見る
Q.二次医療圏「10万人未満」都市の薬局が薬剤師確保のために工夫した取り組みの内容について
私は少子高齢化・人口減少が顕著に進展する地方都市で、薬局を2店舗経営する薬剤師です。大手ドラッグストア等の地方進出により、過疎が進む小都市における中小病院・保険薬局薬剤師の人手不足は深刻で、近い将来、今後の事業継続が難しくなることを不安視しています。 ・・・もっと見る
Q.薬剤服用歴への記載や関連文書の添付等で業務の負担軽減のため事務職等へのタスクシフトは可能か?
近年、調剤報酬加算の算定要件として、薬剤服用歴への記載や関連文書の添付等を求める報酬項目が増加してきました。また、診療報酬改定が行われるごとに同服用歴へ記載すべき事項が追加され、薬局現場では記録するための事務時間が増え、薬剤師の残業が年々増加しています。 ・・・もっと見る
Q.処方せんを持たなくても住民にアクセス可能な薬局業務とは?
私は薬剤科長として務めていた病院を退職後、地元商店街に保険薬局を開局しました。小規模ながら門前ではなく面分業を実践し、在宅訪問薬剤管理指導にも取り組むようになり、利用して下さる患者様は年々、増加傾向で推移しています。現在、薬剤師は4名おり、全員が「かかりつけ薬剤師」として商店街や地域住民の皆様のニーズに応えていきたいと考えています。 ・・・もっと見る
Q.病院が敷地内薬局を公募する際の要件を教えて下さい
2016年の規制緩和により解禁され、開設が可能になった病院の敷地内薬局ですが、2022年調剤報酬改定から構造設備規制の緩和により、公道を経るためのフェンスを設けなくても、敷地内で医療機関と薬局の行き来ができるようになりました。 ・・・もっと見る
Q.第8次医療計画に記載される「薬局薬剤師偏在指標」に基づく「薬剤師確保計画」の内容とは?
厚生労働省は2024年からスタートする第8次医療計画見直しのポイントとして「薬剤師の確保」の観点を新たに記載するとして、「薬剤師偏在指標」(以下、同指標に略)なるものを導入し、各地域の実情に応じた「薬剤師確保計画」(以下、同計画)を策定する方針を打ち出しています。 ・・・もっと見る