はじめての施設長マニュアル(13)
サービスの実施状況を確認する
利用者のサービスを行ううえで核となる重要な情報が、ケアプランに掲載されていることは理解していただけたでしょうか。しかし、あくまでもケアプランは利用者のニーズを記し、それを実現するために必要な手段が記載されたものです。ケアプランがなくては良いサービスはできませんが、良いケアプランがあったとしても良いサービスができている証拠にはなりません。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(12)
ケアプランを確認する
利用者のアセスメントシートの見方に続き、ケアプランの見方も身につけることができれば、施設で行うべきケアの方向性がよく見えてきます。なぜならば、アセスメントシートは「現在の利用者の状況」が記載されているのに対し、ケアプランは「利用者のニーズをもとにしながら、アセスメントの状態をベースにどうなっていきたいのか、何をしたいのかという希望」が書かれており、なおかつその希望を叶えるために、いつまでに何をすべきかという「計画」が書かれているものだからです。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(11)
アセスメントシートを確認する
ケアプランの確認に先立って、ケアマネジャーが利用者の方に対して行ったアセスメント結果が記録された「アセスメントシート」を確認しましょう。アセスメントとは、辞書などでは「評価」「査定」を表す言葉となっています。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(10)
ケアプランの重要性を理解し、職員に共有する
施設長の大きな悩みのひとつが、現場の人手不足の問題です。どのような現場においても、人手が足りず、満足なケアができないという声は常に聞かれます。介護保険上で必要基準を満たすどころか、はるかに上回る人員配置をしている現場でも同様に人員不足の声が聞かれます。現場は本当に人手が不足しているのでしょうか。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(9)
キーパーソンとの関係構築
利用者への対応と同等に気をつけなければならないのが、家族対応、中でもキーパーソンとの関係です。実際の入居を決められるのは、利用者ご本人ではなく、家族である場合がほとんどです。そのため、キーパーソンとの関係が悪くなったら、何かあったとき、すぐ退居へとつながってしまいます。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(8)
利用者個々の疾患を把握する
利用者管理を行うにあたり、一番に考えなければいけないのは、利用者個々人がどのような体調でいるのかということです。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(7)
利用者管理の基本的な考え方
ここからは、「内部業務」を適切に進めるにあたって、具体的なポイントをひとつずつ解説していきます。まずは「施設管理トータルチェック表」の「利用者管理」の項目から理解を進めていきましょう。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(6)
新人施設長とベテランの差はどこに出るか
施設管理をすることは、施設長としての必須の業務です。仮に施設長の仕事をよくわからずに本掲載をご覧の方がいたとしても、「施設長とは施設を管理する仕事なのだろう」くらいは理解できていることでしょう。そしてそれは全く間違いではありません。 ・・・もっと見る
医療・介護職のための認知症ケア最前線 第3回
認知症という診断10年後に非認知症という診断 本人はどう考えるか
広島市在住の竹内裕さんは、2009年に市内の病院で認知症(前頭側頭葉変性症)と診断された。以来、絶望の日々から立ち直り、「認知症になっても人生が終わるのではない」と全国を講演し訴えてきた。多くの認知症本人の人たちが竹内さんから希望をもらった。ところが昨年、診察で「認知症ではない」と診断された。 ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(5)
管理業務の重要性
施設長とは、介護施設を管理する管理者です。管理をするということは、すなわち目的を達成するためにチームが行動を起こし、それが正しい方向に向かって動き成果を出せるようにコントロールをするということです。 ・・・もっと見る