調剤薬局最前線
2023/11/15
次期報酬改定めぐる情勢に対して危機感強める
日薬・山本会長 「財務省が投げてくる球が極めて高い」
日本薬剤師会は10月末に岸田総理が行った所信表明演説で、「社会保障負担を抑制することに重きを置いて」と言及したことを受けて警戒感を強めている。1日の定例記者会見で山本信夫会長は、「はっきりしているのは少し早いと思うが、財務省が投げてくる球が極めて高く、“手が届かない球”が来ている、という意味では少し乱暴なのかなと思う。それはある意味では国の財政の厳しさなのかもしれない。中央社会保険医療協議会での議論を整理するなか、単独改定ならまだしも、そこに介護も加わり、尋常じゃなく厳しいのは間違いない」などと語り、改めてトリプル改定が極めて厳しい見通しにあることを強調した。
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