調剤薬局最前線
地域連携薬局の患者認知度は2割程度に留まる
JACP調査 5年前の健康サポート薬局認知度と同程度に
健康サポート薬局の認知度不足が指摘されるなか、地域連携薬局についても患者の認知度は2割程度に留まることが日本コミュニティーファーマシー協会(JACP)の薬局調査で示された。 ・・・もっと見る
電子処方箋で処方意図と異なる医薬品の表示事例報告
日薬「生命に関わる事案」として重要注意喚起を通達
日本薬剤師会は12月17日、電子処方箋の運用過程で処方意図とは異なる医薬品や薬剤量が表示されるなどの事例が報告されたため、重要な注意喚起を全国担当者に通達した。 ・・・もっと見る
新型コロナ感染拡大に備えた対応を都道府県薬に通達
日薬 地域での啓発や在庫確保・調整での連携など求める
日本薬剤師会は厚生労働省からの要請を受け、今冬における新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた薬局・薬剤師の対応について、都道府県薬剤師会担当役員に通達した。 ・・・もっと見る
「市井の薬剤師」の活躍にスポット当てる表彰を構想
日薬・岩月会長 「薬剤師会のひとつの役割」と実現に意欲
日本薬剤師会の岩月進会長は12月4日に開いた定例記者会見で、中国四国支部学術大会において「日本一の薬剤師を選ぶ」などと発言したとする一部業界紙報道についてコメントし、「実は私の口から『日本一の薬剤師を作る』と言った記憶はまったくない」と断ったうえで「地域活動を一生懸命やっている薬剤師に、なんとか一瞬でもスポットを当てたい」と語り、何らかの方法で“市井の薬剤師”の表彰を構想していることを明らかにした。 ・・・もっと見る
地域薬剤師会の強化に向け行政や日薬による強力な支援提言
薬局団体連絡協 シビアな実態調査結果をもとに問題提起
薬局団体連絡協議会(次世代薬局研究会、日本コミュニティファーマシー協会、保険薬局経営者連合会、地域医療薬学研究会)は、先ごろ開催した第6回シンポジウムで地域薬剤師会の現状について問題提起し、薬局間連携の推進によって医薬品提供体制を維持する役割を果たす上で、組織の再編・強化、財源確保などの課題解決に向けて日本薬剤師会、厚生労働省による強力な支援を求める提言を行った。 ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(2)
薬局と訪問看護STが連携し、一体的に実施する薬剤提供体制構築の重要性
2023年12月にスタートした厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」は現在・近未来において少子高齢化の進展と、医療・福祉の“担い手”不足が急速に進行するわが国の状況において、重要なテーマとして「薬局の在宅医療」対応、「離島・へき地における薬剤提供体制」、さらには2019年の薬機法改正により導入された「地域連携薬局・専門医療機関連携薬局等の連携薬局及び、健康サポート薬局の前出・諸課題等に対する機能・役割の整理」等に係る議論が積み重ねられてきました。 ・・・もっと見る
選定療養の理解度2割に満たずも現時点で混乱少なく
東京都薬調査 「患者にとってわかりにくい」制度の実情指摘
東京都薬剤師会が先ごろ会員薬局を対象に実施した「長期収載品の選定療養に関する対応状況調査」で、患者の理解度は2割程度に留まる一方、滑り出しの時点で大きな混乱にないという実態が示された。 ・・・もっと見る
リフィル処方後押しも「我々から言うことではない」
日薬・岩月会長 財制審における財務省提言でコメント
日本薬剤師会の岩月進会長は、定例会見で13日の財政制度審議会に財務省が示した今後の社会保障制度に触れ、日薬が廃止を強く主張する薬価毎年改定について財務省が全品目での改定実施と踏み込んだ変更を求めたことに対し、「(従来のスタンスは)全然揺るがない。 ・・・もっと見る
機能要件的観点から薬局運営に一定の人員体制必要な現実強調
NPhA 管理薬剤師調査踏まえ個店薬局の機能を疑問視
日本保険薬局協会(NPhA)は7月下旬から9月上旬にかけ、5,982会員薬局から回答を得た管理薬剤師アンケート報告書(一部既報)を公表した。そのなかで地域支援体制加算の各要件を満たしている割合は、「認定薬局および健康サポート薬局において有意に高い結果となった」と分析するほか、薬剤師配属数が2人未満の薬局は全ての要件において「優位に低い結果」と指摘している。 ・・・もっと見る
2024年改定に伴う薬局リスト運用に不満感
NPhA・三木田会長「かなりネガティブに捉えている」
日本保険薬局協会(NPhA)の三木田慎也会長は、先ごろ開いた定例会見で薬局リスト化に関し、「特定の団体への届出が要件となっているのは、NPhAとしてかなりネガティブに捉えている」との認識を示した。 ・・・もっと見る