よくわかる!地域包括ケア
新しいケアシステムは決め手になるか
今回の介護保険制度改正で、在宅生活が多くの人にとって出来る限り可能になるようにと講じられたのが地域包括ケアシステムだ。次回報酬改正までに検証を行うために、社会保障審議会介護給付費分科会で介護報酬改定検証・研究委員会を設けることにした。 ・・・もっと見る
次期介護報酬改定に向け介護報酬改定検証委員会を設置
東日本大震災が起きてから1年が経過し、被災地では復興支援が続いている。2012年2月28日に開催された第89回社会保障審議会介護給付費分科会(以下、分科会)では、東日本大震災と介護保険サービスに関する検討が行われた。 ・・・もっと見る
平成24年度介護報酬改定が決定
社会保障審議会介護給付費分科会では、2012年1月25日に開催された第88回で介護報酬改定の内容を明らかにした。今回は、6年に一度の診療報酬・介護報酬の同時改定の年であり、税と社会保障の一体改革を念頭においた形で議論が行われてきた。 ・・・もっと見る
介護報酬改定をめぐる議論(2)
第84回社会保障審議会介護給付費分科会では、特別養護老人ホームや老人保健施設など施設ケアについて話し合われた。特別養護老人ホームでの看取りが増えてきている中、医療提供体制が十分でないと従来の配置医の考え方を見直す案が出された。 ・・・もっと見る
介護報酬改定をめぐる議論(1)
2012年度からの介護報酬改定に向けて、いよいよ2011年10月から各サービスの議論が始まった。10月17日の第82回社会保障審議会介護給付費分科会では、訪問介護のほか、訪問看護、療養通所介護、居宅療養管理指導などが話し合われた。 ・・・もっと見る
医療ニーズに対応する新しいサービスの基準と報酬
今回の介護保険制度改正では、在宅ケアの充実、とくに要介護度の重い人からの医療ニーズに対する対応に力点が置かれている。医療ニーズに対応するのは主に訪問看護によるものだ。 ・・・もっと見る
グループホームと小規模多機能型居宅介護の担う認知症ケア(2)
6月16日に開催された第76回社会保障審議会介護給付費分科会では、ますます増加する認知症の高齢者への支援について、グループホームに続いて小規模多機能型居宅介護の立場からどのような形で担うべきかが議論された。 ・・・もっと見る
グループホームと小規模多機能型居宅介護の担う認知症ケア(1)
認知症の人を支援する方法の一つに、少人数の認知症の人が共同で暮らし、入居者の自立支援を行うグループホームがある。 ・・・もっと見る
介護をどう見据えるか?~高齢者の住まい方~
わが国では高齢化率が上がっただけではなく、高齢者の一人暮らしや高齢者夫婦だけの世帯が増えてきている。このことは、要介護になった高齢者が在宅で暮らし続けることを困難にしている重大な要因になっている。 ・・・もっと見る
求められる認知症ケアの充実
ドイツのアロイス・アルツハイマー氏がアミロイド斑を発見し認知症を発表したのは、20世紀初頭の1907年のことだ。それから約1世紀が過ぎ、わが国でも介護保険制度が施行された2000年以降、地域の認知症患者数が徐々に把握され、治療もケアも進んでいる。 ・・・もっと見る