今週の1問1答
軽症者の救急搬送有料化を財務省が提言、実現の可能性は?
来年度(平成28年度)の予算編成に向けて、関係者の動きが活発になってきています。日本看護協会は5月12日に、厚生労働省の老健局長に宛てて「特別養護老人ホームなどに、外部の訪問看護サービスを提供できるケースを拡大するべき」「認知症対策を充実させるため、看護職の認知症ケアに関するスキルアップ研修の支援すべき」といった要望書を提出しました。 ・・・もっと見る
介護保険料が4月から5,514円に引き上げ、将来はどうなる?
高齢化の伸展や、介護サービスの充実に伴って、介護保険料も増加しています。公的介護保険では、介護サービスの費用のうち1割(高所得者は2割)を利用者本人が負担し、残りの9割が保険から支払われます。 ・・・もっと見る
平成29年度に予定される消費税率10%への引き上げ、介護報酬はどうなる?
社会保障審議会・介護給付費分科会が4月23日に開かれ、早くも平成30年度の診療報酬・介護報酬改定に向けた検討スケジュールを固めました。平成27年度の介護報酬改定が決着したばかりですが、次期改定が「同時改定」となることや、すでにいくつかの課題が指摘されていることから早めに動いているようです。 ・・・もっと見る
病院対象としたヘルスケアリート、病院の診療をゆがめる恐れは?
日本医師会のシンクタンクである日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が、4月15日に「ヘルスケアリートの導入に関する考察」と題するワーキングペーパーを公表しました。 ・・・もっと見る
地域包括診療料や地域包括診療加算、届出はどの程度に?
平成28年度の次期診療報酬改定に向けた議論が中医協で進んでいます。4月8日に開かれた中医協総会では「外来」に関する総括的な議論が行われました。前回、平成26年度改定では外来医療において「地域包括診療料」や「地域包括加算」の新設が行われました。これは、日ごろの健康管理から介護状態になるまで、患者を全人的に診る医師の機能(主治医機能)を評価するものです。 ・・・もっと見る
地域医療構想、「将来の患者数」を「病床稼働率」で割り戻して必要病床数を計算
厚生労働省が3月31日に、地域医療構想の関係政省令や告示、通知を発出しました。今後、都道府県は厚労省から示されるデータをまって、夏頃から地域医療構想の策定に着手することになります。 ・・・もっと見る
DPC病院のI群、平成28年度の機能評価係数IIはどうなる?
平成28年度の診療報酬改定に向けて、DPC制度改革の議論も進んでいます。3月23日に開かれたDPC評価分科会では、大学病院本院で構成されるI群の機能評価係数IIについて議論を行いました。 ・・・もっと見る
地域医療構想策定ガイドライン検討会、今後は?
地域医療構想策定ガイドラインがまとまりました。3月18日の「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」で、厚生労働省の示したガイドライン案を概ね了承し、3月中に厚労省令と関係通知が示される見込みです。 ・・・もっと見る
地域医療介護総合確保基金、27年度はどういった事業に配分?
医療・介護連携を進めるために、平成26年6月に施行された医療介護総合確保推進法の中で「地域医療介護総合確保基金」が設けられました。平成26年度は904億円が確保され、(1)病床の機能分化・連携に関する事業(2)居宅などにおける医療の提供に関する事業(3)医療従事者の確保・養成に関する事業-に配分されています。 ・・・もっと見る
前回26年度改定によって7対1病床数は減ったのか?
中医協で、平成28年度診療報酬改定に向けた議論が始まっています。3月4日に開催された中医協総会では、入院医療について総括的な議論が行われました。前回の平成26年度改定では、「7対1一般病棟入院基本料の施設基準厳格化」や「地域包括ケア病棟・病床の創設」など、入院医療体制の再構築が大きな目玉となりました。 ・・・もっと見る