今週の1問1答
病床機能報告制度の大枠固まる、医療機関は何を報告すればよいのか?
平成26年10月から始まる「病床機能報告制度」の大枠が固まりました。7月24日開催された「病床機能情報の報告・提供の具体的なあり方に冠する検討会」で議論がまとまったものです。 ・・・もっと見る
患者紹介受ける見返りに、高齢者施設等に「経済上の利益」を提供することを禁止
厚生労働省が7月10日に、平成26年度診療報酬改定の疑義解釈(その8)を公表しました。医療現場で新たな診療報酬点数を算定しようとする場合などに「これはどう考えればよいのだろう」という疑問が生じます。この疑問に答えるのが「疑義解釈」で、次期改定の直前まで疑義解釈は発出されます。 ・・・もっと見る
紹介状なしに大病院外来を受診する患者に、新たな定額負担を設定
大病院における紹介状なしの外来患者について、「通常の一部負担とは別に、定額の一部負担を求める」考え方が固まりつつあります。 ・・・もっと見る
「毎年の薬価改定」案について、政府はどう判断したのか?
安倍内閣は6月24日に臨時閣議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針2014」(骨太方針の2014年版)や「日本再興戦略」改訂2014(成長戦略の改訂版)を決定しました。 ・・・もっと見る
サ高住等に訪問介護等が併設されている場合の減算、27年度改定でどうなるのか?
社会保障審議会の「介護給付費分科会」が6月11日に開かれ、平成27年度介護報酬改定に向けた論議を行いました。この日は、高齢者向け住まいなどが議題となりました。 ・・・もっと見る
首相が、患者の申出に基づき保険外併用認める「患者申出療養」創設を発表
安倍首相が6月10日に、「患者申出療養(仮称)」の創設を発表しました。これは、困難な病気と闘う患者の申出に基づき保険診療との併用を可能とする仕組みで、規制改革会議の提唱している「選択療養(仮称)」と同じ考え方に立つものです。 ・・・もっと見る
一般の病院等における「がん早期からの緩和ケア体制」について検討
緩和ケア推進検討会が6月4日に開かれ、「今後の検討方針」などを議論しました。平成24年6月に閣議決定された新「がん対策推進基本計画」には、今後のがん対策の柱の1つとして「がんと診断されたときからの緩和ケア推進」が盛込まれました。 ・・・もっと見る
医療費支出目標の設定、医療現場の反応は?
財政制度等審議会の財政制度分科会が5月30日に、「財政健全化に向けた基本的考え方」を発表しました。厳しい財政赤字を黒字に転換するために、社会保障費を抑制していく方策をまとめたものです。 ・・・もっと見る
市町村国保の都道府県への移行、実現可能性は?
社会保障・税一体改革のうち、「医療保険」改革の論議も始まりました。 そもそも一体改革の医療分野については、大きく「医療提供体制」改革と「医療保険」改革に分けることができます。前者についてはすでに改革法案(医療介護総合確保推進法案)が国会で審議されています。 ・・・もっと見る
薬価の補正加算、定量的な計算方式が固まる?
平成26年度の薬価制度改革をめぐっては「補正加算の定量化」について議論されました。厚生労働省は研究班を組織して「補正加算の定量化」に向けた検討を行い、その結果が4月23日の中医協・薬価専門部会に報告されました。 ・・・もっと見る