特集記事
2006年診療報酬改定の診療所への影響とグループ化の意義 PART1
-PART1:総論・「2006年診療報酬改定」の概要とその意味するもの-
中医協が2006年度診療報酬改定を答申したのを受けて、厚生労働省は2006年3月6日、入院基本料等の新点数や施設基準を示し、関連事項を都道府県などに通知した。それを受けて同年4月1日から施行されることになった。 ・・・もっと見る
医療構造改革について
-これからの医療構造改革についての中医協委員の見解-
2007年3月10日付け日本病院会ニュースに同会常任理事で中医協委員の石井氏が常任理事会での「これからの医療構造改革」についての意見発表が掲載されていた。的確でかつ具体的な情況分析で、これまで医療側の中医協委員の見解としてはあまり聞いたことのない内容である。この見解は自治体病院をはじめ、経営問題に悩む民間病院の方々に非常に参考となる見解と考えたのでその概要を紹介したい。 ・・・もっと見る
社会福祉法人の将来展望について
老人ケア施設のこれからの人事施策について
昨年(2006年9月)に全国社会福祉協議会から「社会福祉法人経営の現状と課題」が出版されて社会福祉法人関係業界で大きな反響を呼びました。しかし最近の情報では、社会福祉法人の経営改革は進まず、特に人材の定着に悩んでいる事業所が多く、経営改革まで手が回らないといった情況が聞こえてきます。 ・・・もっと見る
平成20年度診療報酬改定のキーワード
日本医事新報2007年8月18日号の報道によれば、政府の経済財政諮問会議(議長=首相)は8月7日に、来年度(2008年度)予算のシーリングの基礎となる「社会保障予算の大枠」をまとめました。 ・・・もっと見る
「ホワイトナイト」としての病院M&Aを考えてみよう!
倒産・廃院により地域医療を絶やさないために
「M&A」とは言うまでもなく、「Merger(合併) and AcquisiTion(買収)」の略であり、「企業の合併と買収」を意味する言葉として、わが国でも定着しつつある。一般企業の世界では近年、企業再編の動きと共に、M&Aがごく当たり前に行われるようになってきた。 ・・・もっと見る
「ホワイト・ナイト」としての病院M&Aを考えてみよう!
倒産・廃院により地域医療を絶やさないために
「M&A」とは言うまでもなく、「Merger(合併) and AcquisiTion(買収)」の略であり、「企業の合併と買収」を意味する言葉として、わが国でも定着しつつある。一般企業の世界では近年、企業再編の動きと共に、M&Aがごく当たり前に行われるようになってきた。 ・・・もっと見る
医療のIT化に係るコスト 第4回 IT導入によるコストへの影響
「平成18年度 医療のIT化に係るコスト」調査では、IT導入によるコストへの影響についても調査を行っている。今回は、「収入」「人件費」「紙の使用量」など、5項目について影響調査が行われている。 ・・・もっと見る
これからの医療の潮流 第5回 治療と予防と(5)
メタボリックシンドロームの言葉の認知とともに、生活習慣病に対する関心が高まっている中で、内科の診療所にとって、定期通院している生活習慣病患者を重視した体制が必要です。特定健康診査と特定保健指導の市場だけでなく、生活習慣病に対する全てのアプローチがキーとなってくるのではないでしょうか。 ・・・もっと見る
医療のIT化に係るコスト 第3回 レセプト電算処理に対応するための費用
「平成18年度 医療のIT化に係るコスト」調査では、レセプト電算処理に対応するための費用に関する調査結果ががまとめられている。レセプト電算処理とは、通常紙で提出するレセプト(診療報酬明細書)データをFDやMOなどの電子媒体に保存し提出するものだが、それを実施するためのコストについて示されている。 ・・・もっと見る
これからの医療の潮流 第4回 治療と予防と(4)
平成20年度から始まる特定健康診査と特定保健指導は、予防という新たな医療市場を生み出すことになります。その数値は、日本政策投資銀行では、2,800億円超の大型市場となると予測しています。特定健診と特定保健指導だけで、2,800億円です。それ以外にもっと莫大な健康市場があります。あらゆる業態の企業が、メタボリックシンドロームに限らず、健康関連に乗り出してきているといっても過言ではありません。 ・・・もっと見る