セミナーレポート・インタビュー
2024年度診療報酬改定の議論の整理
クリニック関連の方向性
1月12日に行われた中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、「2024年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」が示されました。その後、19日に公聴会が開かれ、これにより、大筋の改定項目が出そろったことになります。そこで、今回は議論の整理の中から、主にクリニックに関連する項目を取り上げて解説します。 ・・・もっと見る
2024年度診療報酬改定
基本方針と改定率のポイント解説
2024年度の診療報酬改定は、いよいよ大詰めを迎えています。「基本方針」並びに「改定率」が決定し、今後は年明けに具体的な改定項目が示される予定です。そこで、今回は基本方針並びに改定率のポイントを解説します。 ・・・もっと見る
2024年度診療報酬改定
かかりつけ医に関連する検討項目
2024年度の診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会(中医協)では議論の大詰めを迎えています。 11月10日に開催された中医協では、特に「かかりつけ医」に関する議論が行われました。 ・・・もっと見る
訪看ステーションのオンライン資格確認の義務化
期限付きの経過措置が設けられるが、早急な対応が求められる
2023年10月18日の中央社会保険医療議会総会で、「訪問看護ステーション」のオンライン資格確認の義務化について答申されました。これまで訪問看護ステーションは、オンライン資格確認の体制が整っていなかったため、例外として義務化の対象外でしたが、いよいよ2024年秋の保険証廃止時期に合わせて、義務化されることが決定されました。 ・・・もっと見る
医師の働き方改革の影響
求められる体制変更
2019年4月から「働き方改革関連法」が順次施行され、残業の上限規制や有給休暇の取得、適切なインターバルの確保などが実施され、わが国の労働環境は大きく様変わりしました。 そして、2024年4月からいよいよ医師に対する「時間外労働の上限規制」が適用されます。 ・・・もっと見る
医療DXに関する改定の行方
診療報酬改定の施行時期変更について
2024年度の診療報酬改定は、医療、介護、障害のトリプル改定の年となり、横断的な変更が行われる可能性が高い改定年となります。また、医療DXの観点からも重要な時期を迎えており、6月2日に医療DX推進本部でまとめられた「医療DXの推進に関する工程表」に基づき推進が行われることになります。 ・・・もっと見る
DX化に関する「業務改善会議」のススメ
デジタルツール導入の成功のカギを握る改善プロセス
政府はコロナ禍そしてポストコロナの現在、急ピッチで医療DXを進めようとしています。 オンライン資格確認、電子処方箋、そして最終的には電子カルテ情報を共有できる社会を描き、その準備を着々と進めています。 ・・・もっと見る
「骨太の方針2023」の解説
医療DXや診療報酬改定DXの実現に向けて
2023年6月16日に「経済財政運営と改革の基本方針2023」、いわゆる「骨太の方針2023」が閣議決定されました。副題では、「加速する新しい資本主義 ~未来への投資の拡大と構造的賃上げの実現~」が示されています。 これは、今後の医療政策において重要な指針となるものです。 ・・・もっと見る
「医療DX令和ビジョン2030」 の実現に向けて
ガバナンスの強化を提言 自民党
2023年4月13日に「『医療DX令和ビジョン2030』の実現に向けて」という提言書が自民党より公表されました。2022年に出された「医療DX令和ビジョン2030」を進める上での具体的な道筋が示されている資料です。 ・・・もっと見る
新型コロナ2類相当から5類移行に伴う主な変更点
医療提供体制の移行や診療報酬上の臨時的な取扱いについて
2020年1月から始まった新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染拡大から約3年が経過しました。 政府は、2023年5月8日に新型コロナを2類相当から5類に引き下げ、ウィズコロナの状況を収束しようとしています。それに伴い、新型コロナに関連する公費の取り扱いや診療報酬上の加算の見直しが発表されています。 ・・・もっと見る