病院経営CaseStudy
院内“計画停電”の継続で災害に強い病院づくり
財団法人大阪府警察協会 大阪警察病院（大阪市天王寺区） 事務局長 村田庄司 氏、ほか
東日本大震災に端を発する2011年の計画停電では、被災下で医療機能をどう維持していくかが大きな課題となった。言うまでもなく医療機関はＣＴやＰＡＣＳなどデリケートなハイテク機器であふれており、例え短時間でも停電の影響は計り知れない。 ･･･もっと見る
【将来を見据えた事業展開】人材教育、スケールメリットが事業展開の鍵を握る
健育会グループ（関東、東海、東北、北海道） グループ代表 竹川節男 氏
健育会グループは、医療法人健育会を中心に5つの法人から構成されており、老人保健施設、グループホーム、有料老人ホームなどの施設を運営。代表の竹川節男氏が事業拡大の上で道筋を決定づけたのが、1996年に出された規制改革委員会の答申だった。 ･･･もっと見る
薬剤師の病棟配置も後発医薬品もすべて“ファーマシューティカルケア”のため
聖マリアンナ医科大学病院（神奈川県川崎市） 薬剤部部長 増原慶壮 氏
神奈川県川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院は27の診療科を標榜するほか、呼吸器病センターや救命救急センターなどの診療施設を有し高度先進医療に取り組む特定機能病院だ。現在26の病棟を保有し、1病棟につき薬剤師1人の常駐配置を実現。 ･･･もっと見る
地域完結型の医療を目指して退院調整を強化
医療法人財団明徳会総合新川橋病院（神奈川県川崎市） 退院調整看護師 泉谷啓子 氏
神奈川県川崎市にある医療法人財団明徳会総合新川橋病院は、8つの急性期病院が集中する場所に立地するため病院間の競争も激しい。そうした中、地域の診療所や訪問看護ステーションからは安心して連携できる病院だと評判になっている。 ･･･もっと見る
移転を機に障害者病棟を新設、駅直結の都市型リハビリ専門病院
社会医療法人愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院（大阪府高槻市）
2011年7月に新築移転した愛仁会リハビリテーション病院は、療養環境の充実に加え、障害者病棟を新設し、地域のニーズに応える「トータルリハビリテーション病院」をめざして新たなスタートを切った。 ･･･もっと見る
回復期・慢性期で積極的医療を実施、指定管理者として市立病院を再生
医療法人靖和会 飯能靖和病院・飯能市東吾野医療介護センター（埼玉県飯能市）理事長・院長 木川浩志氏
脳血管疾患に特化した回復期リハビリテーションや、特殊疾患病棟における神経難病患者の受け入れなどに積極的に取り組む飯能靖和病院を運営する医療法人靖和会は、有床診療所プラス小規模介護老人保健施設という新たな形態で運用を行っている。 ･･･もっと見る
患者中心主義を実現するため、大学病院の概念を打ち壊す
埼玉医科大学国際医療センター （埼玉県日高市） 院長 小山勇 氏
世界最高水準の病院をめざして開設された埼玉医科大学国際医療センターは、「患者中心主義」を理念に掲げており、センター制の導入やチーム医療強化に向けた医局の廃止など従来の大学病院の概念にとらわれない取り組みを展開している。 ･･･もっと見る
工夫凝らした設計で快適な療養環境を整備、シームレスな医療提供を通じて地域に貢献
特定医療法人社団仙齢会 はりま病院 （兵庫県加古郡播磨町） 理事長 荒尾潤 氏
急性期から慢性期、在宅医療を担う特定医療法人社団仙齢会。同法人の中核であるはりま病院は、グループ内の4つの介護施設と連携し、医療・介護の提供を行っている。 ･･･もっと見る
院内保育所や短時間勤務制度の整備、復職支援などで総合的にサポート
東京女子医科大学（東京都新宿区） 女性医師・研究者支援センター長 斎藤加代子 氏
東京都新宿区にある東京女子医科大学は、女性医師が占める割合が42％ほどと他の大学や医療機関と比べて高い。多くの女性医師の活躍を支えるために、職場環境の整備のほか、現場復帰のための研修機会の提供など、幅広い女性医師支援に取り組んでいる。 ･･･もっと見る
2病棟3人体制で薬剤師を配置、医師と看護師の負担を軽減
医療法人橘会 東住吉森本病院（大阪市東住吉区） 院長 瓦林孝彦 氏
医師の負担を軽減し、専門性を発揮できる環境づくりとコメディカルのスキルアップが、ひいては職員と患者の満足度を上げることにつながる。今回は、コメディカルのスキルミクスについて、薬剤師を病棟に常駐させている先進的な実践例を取り上げる。 ･･･もっと見る
