病院経営CaseStudy

全 222 件
2009/08/07

急性期病院を軸にした多目的展開 総合力の強化に活路を見出す

医療法人美杉会 佐藤病院(大阪府枚方市) 理事長 佐藤眞杉

医療費適正化という名のもとに進行する医療費抑制政策。そのあおりをもろに受ける形で近年、200床未満の中小病院の大部分は苦しい経営を強いられている。苦境に直面している状況を如実に反映するかのように、200床未満、とりわけ100床未満病院の減少率は年々大きくなっている。  ・・・もっと見る


2009/07/03

足かけ30年にわたり地域医療に貢献

医療法人社団美心会 黒沢病院 (群馬県高崎市) 理事長・院長 黒澤 功

1977年に診療所として開業して以来、地域住民のニーズに応えてきた医療法人社団美心会の黒澤功理事長。85年には一般病床43床、透析病床20床の病院へと発展させ、県内でいち早く血液透析を手がけるなど、専門とする泌尿器の治療を中心に30年にわたり地域医療に貢献している。  ・・・もっと見る


2009/06/05

企業との連携をベースにコスト削減と機能向上を実現

医療法人社団やしの木会 浦安中央病院(千葉県浦安市) 事務長 赤沼政明

 高齢患者の増加に伴って、急性期後の経過観察を目的とした検査需要が高まっている。しかし、高額な機器の導入や専門職を抱えるのは困難――という医療機関も少なくない。医療法人社団やしの木会浦安中央病院では、MRI搭載車のレンタルサービスを活用することで、こうした課題の解決に成功している。  ・・・もっと見る


2009/05/18

VF検査を通じて高齢者医療の充実に貢献

社会医療法人生長会 愛風病院(大阪府堺市) 医師 小西英樹

高齢者の多い療養型病院や介護施設などで対応が迫られている誤嚥性肺炎。社会医療法人生長会愛風病院(西岡孝純院長、147床)では、ビデオレントゲン造影(VF)検査による適切な診断と治療、啓発活動を通して、地域における誤嚥性肺炎の予防と対策に乗り出している。  ・・・もっと見る


2009/04/13

「環境負荷低減」をキーワードに新たな病院経営のあり方を追求

武田病院グループ(京都府京都市)理事長 武田 隆久

クリーンエネルギーが注目を集めるなか、医療機関にも環境負荷低減の配慮が求められるようになってきた。京都府で病院や介護施設を展開する武田病院グループは、14施設でISO14001を認証。現在では、認証を返上し「ISO自己宣言」に移行するなど、先進的な試みを続けている。「厳しい経営環境の中でいかに資金を捻出するか」と、新たな病院経営のあり方を模索する同グループの取り組みを追った。  ・・・もっと見る


2009/03/06

専門特化で目指す病院像を明確化し、より良い医療の質・環境を追求

特定医療法人神甲会 隈病院(兵庫県神戸市) 院長 宮内 昭

甲状腺疾患の治療で全国に名を馳せる医療法人神甲会「隈病院」。実はIT化においても国内トップレベルの病院として知られている。 全ては、「より良い医療を目指した結果」と語る宮内昭院長は、病院としての本質を見つめ大胆な改革を推し進めている。  ・・・もっと見る


2009/02/06

買収と売却の両面展開で地域医療の救済に尽力する

医療法人 協和会 (兵庫県川西市) 理事長 木曽 賢造

病院M&Aを積極的に展開したことで全国的に広く知られる医療法人協和会。同法人の木曽賢造理事長は、「診療報酬のマイナス改定が続いている現在は、M&Aを実施する時期とはいえない」と断言する。  木曽理事長が率いる医療法人協和会グループは現在、兵庫県と大阪府内において、6病院をはじめ4介護老人保健施設、2特別養護老人ホームのほか、有料老人ホームの運営にも乗り出すなど、医療・介護サービスを幅広く展開している。  ・・・もっと見る


2009/01/09

【愛仁会】手厚い在宅療養支援と退院前訪問指導で在宅復帰への道筋を示す

特別・特定医療法人 愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院(大阪府高槻市) 事務部長 西岡 百合子氏

急性期を脱した患者を対象に集中したリハビリテーションを行い、在宅ならびに介護施設への橋渡しをする回復期リハビリテーション病院。2000年に大阪府より地域リハビリテーション地域支援センターの指定を受けた愛仁会リハビリテーション病院(225床)は、地域のリハビリテーション医療の中核を担うとともに、手厚い在宅療養支援で患者の在宅復帰を支えている。  ・・・もっと見る


2008/12/11

住民の期待に応えつつ病院機能の絞り込みを両立

社会福祉法人更生会 総合相模更生病院(神奈川県相模原市) 院長 井出 道也

1945年、旧相模陸軍造幣廟(びょう)内にあった病院施設を継承し、近隣地域唯一の医療施設としてスタートした社会福祉法人相模更生会総合相模更生病院(井出道也院長、225床)。52年に社会福祉法人化。2007年に新病棟を開設し、PET-CTをはじめとした医療設備の充実で病院機能の特化を進める一方で、地域住民の期待を視野に入れた舵取りを進めている。  ・・・もっと見る


2008/11/07

救急隊員へ向けた広報活動を充実させ救急搬送件数の増加に成功

医療法人社団甲友会 西宮協立脳神経外科病院(兵庫県西宮市) 事務部長 中神 崇

脳神経外科の専門病院である西宮協立脳神経外科病院(160床)は、救急患者の受け入れを病院経営の柱に据え、2002年から救急隊員へ向けた広報活動を積極的に展開してきた。なかでも、毎月、消防署へ配布する医師の顔写真入りの「救急対応当番表」は多くの救命救急士の信頼を勝ち取り、この6年で年間の救急搬送件数が3600件を越えるなど、順調に増加を続けている。  ・・・もっと見る



ページトップへ戻る