介護福祉経営CaseStudy

全 211 件
2008/08/22

進んで利用したいショートめざし 事前のアセスメントに注力

株式会社やさしい手 ショートステイ事業所「ゆめてらす三軒茶屋」(東京都世田谷区) 株式会社やさしい手 取締役開発本部事業本部長 内藤 茂順

在宅介護大手の株式会社やさしい手は2008年4月、単独型ショートステイ事業所「ゆめてらす三軒茶屋」を開設した。コンセプトは「元気になるショートステイ」。軽度者向けに特化し、アセスメントを重視し、個別のプログラムを提供することで、「家族の心身をリフレッシュする」という側面だけでなく、利用者自らが進んで利用したくなるサービスをめざす。  ・・・もっと見る


2008/07/18

稼働率アップで500万円増収 サービスの質向上にもつながる

社会福祉法人聖風会特別養護老人ホーム「グリーンハイム荒川」(東京都荒川区) 生活サービス課課長 猪俣 雅光・ショートステイ担当 東海林 幸奈

東京都の社会福祉法人聖風会が受託運営する荒川区立特別養護老人ホーム「グリーンハイム荒川」では、経営的な危機意識から、2006年よりショートステイの利用促進に向けた取り組みを始めている。その結果、稼働率が1年間で17・2ポイント上昇。取り組みを通じ職員の意識が変化したことで、施設全体のサービスの質向上にもつながっている。  ・・・もっと見る


2008/06/27

レストラン・フリースペース・デイ 3つの事業で地域高齢者を支える

NPO法人高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会「デイサービスサラ」(東京都立川市) 代表 紀平 容子

安心して老いるために必要なことは何か―。団塊世代の女性たちが、この問いを追究した結果生まれたのが、「レストラン」と「フリースペース」そして「デイサービス」の3事業。介護保険制度改定により、デイサービス事業が経営危機に陥るも、乗り切ったその手法には、"地域密着"の可能性と底力が現れている。  ・・・もっと見る


2008/05/23

重度の障害を持っていても"地域の一員"を実感できる

社団法人横浜市青葉区メディカルセンター「青葉区メディカルセンター通所事業所」(横浜市青葉区) 管理者 松木 満里子

医療と介護のニーズを併せ持つ中重度者の在宅療養者は、療養病床再編の流れのなかで、今後ますます増加が予想される。2006年の介護保険制度改正で新たに創設された療養通所介護は、家族の介護負担を減らすだけでなく、本人が地域とかかわりを持つための場でもある。しかし、その数はまだ50カ所程度。横浜市の青葉区メディカルセンターを取材し、同制度の意義と課題を探った。  ・・・もっと見る


2008/04/25

暮らしの変化に合わせられる都市型の有料老人ホーム

オリックス・リビング株式会社 介護付有料老人ホーム グッドタイムリビング大阪ベイ(大阪市港区) ジェネラルマネージャー 太田 理恵

春山満氏のプロデュースで話題となったオリックスリビング株式会社は今年10月、富裕層と低所得者層の中間をターゲットとした有料老人ホーム「グッドタイム リビング 大阪ベイ」を開設した。"駅との直結""商業施設の併設"などを盛り込んだ、都市部における新しい「高齢者の暮らし」を提案している。  ・・・もっと見る


2008/03/07

湿度を50%に保つことでインフルエンザ予防にも役立つ

社会福祉法人高田福祉会 特別養護老人ホーム「悠久の里」(新潟県上越市) 理事長 関原 忠良

「施設の湿度を一元管理するという方向性は、開設前から考えていました」そう語るのは、社会福祉法人高田福祉会の関原忠良理事長。地域のお年寄りから「住み慣れた地元で過ごしたい」というニーズを耳にした関原理事長は、一刻も早く安心して生活できる空間を提供しようと、新潟県内では初めてとなる、補助金なしでの開業に踏み切った。そのため、入居者が快適な生活を送れる環境を確保しつつ、エアコンや床暖房に代表されるランニングコストを節減する必要性に迫られていた。  ・・・もっと見る


2008/02/08

廃校小学校を小規模多機能施設に活用 地域と支えあう拠点の再生へ

有限会社八神生活センター 小規模多機能型居宅介護事業所「ブナの木」(島根県飯南町) 所長 鹿田明浩

2007年4月、島根県飯南町に、廃校となった小学校を活用した全国でも珍しい小規模多機能施設が誕生した。地域にあって、生活単位の象徴となる小学校の果たしてきた役割は大きい。同施設では、こうした有形無形の役割を受け継ぎ、介護サービスの提供だけに留まらず、地域振興の担い手として、幅広い活動を展開している。  ・・・もっと見る


2007/12/07

有限会社をつなぐネットワークづくり

大阪府中小介護保険指定事業者連絡会「ゆうの会」(大阪府大阪市) 理事長 徳田茂樹氏

介護保険制度の大幅な見直しに向けた議論が本格化していた2004年12月、大阪府中小介護保険指定事業者連絡会「ゆうの会」(徳田茂樹理事長)は、厚生労働省に「介護保険制度見直しに関する要望書」を提出した。趣旨は、軽度者(当時の要支援・要介護1)に対する保険給付の抑制や対象除外をせずに、必要な介護予防を充実させることだ。署名は112社2899人分。いずれも、大阪府下で訪問介護サービスを提供する中小事業者たちが集めた。いわば、介護業界の土台でサービス提供を担ってきた有限会社の切実な声だった。  ・・・もっと見る


2007/11/09

在宅医療によるバックアップでお年寄りが、安心して過ごせる“住環境”を創造

有料老人ホーム「いずみの里」(岡山県総社市) 副理事長 藤井 基弘

昨年末にオープンした住宅型有料老人ホーム「いずみの里」は、温かみとぬくもりを感じさせる木造建築。在宅医療や訪問看護のバックアップにより、お年寄りが自分家のように、健康で安心して過ごせる“住まい”づくりを実現した。  ・・・もっと見る


2007/10/05

小さなコミュニティーで共生・共助し、高齢者が安心して暮らせる生活を支援

有限会社予縁 高齢者専用住宅「夢里予縁」(愛知県豊橋市) 運営責任者・社会福祉士・ケアマネジャー 加藤文江

愛知県豊橋市郊外に、2004年11月「介護付き有料老人ホーム予縁の里」を開設した有限会社予縁は、昨年11月から今年の5月までの間に、近隣に3棟の高齢者住宅を建設した。今後さらに3棟の新規開設を計画しており、最終的には6棟・11世帯の入居を予定している。目指すのは高齢者が個々の能力や才能を生かせる場をつくり、お互いに支えあって生活できる“共生の里”づくりだ。  ・・・もっと見る



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